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-本物のスイーツや美術造作と一体になる 「時が動きだす」映像演出-

会場ではスイーツが街に溢れ出す、たれる、こぼれる、舞うなど、その瞬間で時が止まった世界で構成されています。インタラクティブコンテンツでは、その止まった瞬間が動き出すをコンセプトに演出しており、ここでもプロジェクター技術によるフレームにとらわれない映像が一役を担っています。

Sweets Interaction

ハチミツの街灯が灯る不思議な街角。ここに足を踏み入れると、ジェリービーンズの雨が降り注ぎます。このジェリービーンズの雨は、足を踏み入れた人の動きに合わせて飛んだり跳ねたり。この表現は映像で実現されています。

Sweets Universe

チョコレートでできた惑星やキラキラのポップコーン銀河、コットンキャンディーで星雲で宇宙を表現。わたあめのうちわで太陽に風を起こすと、カップケーキの火山がこんがり焼ける表現は映像で表現されており、スイーツと映像がコラボレーションする不思議な空間が表現されております。

-プロジェクターに期待する可能性-

プロジェクター投影による映像表現は、フレームにとらわれない表現が可能になり、様々な可能性を広げてくれました。東京駅プロジェクションマッピング『TOKYO HIKARI VISION』以降、クリエイティブ集団NAKEDでもこの可能性を探求してきましたが、これまで以上に高輝度、高精細、小型化、軽量化、無線化などの技術革新が進めば、あらゆる空間での映像表現がさらに可能になります。これまでの映画はスクリーンの中の世界観を楽しむエンターテイメントでしたが、今回のSWEETS by NAKEDでは、映画の世界に入ったかのような世界観の演出にチャレンジしています。今回のようなチャレンジの継続とそれが会場へ足を運んでくださった方々へ感動につなげられるよう、さらなるプロジェクター技術の革新に期待します。